2026年2月23日時点:IoTデバイス最新情報
IoTデバイス市場は、2025年後半から2026年初頭にかけて、標準規格の更新とAI連携の実装が一気に進みました。現在の注目点は「つながること」から「安全に、長く、実用的につながること」へ移っています。
1. 2026年の展示会トレンド:AI搭載IoTが主流化
CES 2026(2026年1月6日〜1月9日)では、スマートホーム、ヘルスケア、産業向けのIoTデバイスでAI統合が前提になりました。単体デバイスではなく、ハブ・クラウド・ローカル処理を組み合わせた“連携前提設計”が中心です。
2. Matterは1.5へ進化、実運用の幅が拡大
Connectivity Standards Allianceは、Matter 1.5を2025年11月20日に発表。さらに2025年には1.4.1(5月7日)と1.4.2(8月11日)も公開され、運用安定性と実装範囲が継続的に改善されています。2026年の製品選定では、Matter対応の有無だけでなく、どのバージョンを実装しているかが重要です。
3. Bluetooth 6.2で近接測位と省電力設計がさらに重要に
Bluetooth SIGは、Bluetooth Core Specification 6.2を2025年11月3日に公開しました。IoTデバイスでは、低消費電力の維持と位置・距離情報の扱いを両立する設計が加速し、ウェアラブルやビーコン、鍵・トラッカー系の体験向上に直結しています。
4. 2026年のIoT導入で押さえるべき実務ポイント
- 規格適合:Matter / Bluetooth / Wi-Fiの対応バージョンを明記して比較する
- 更新保証:ファームウェア更新期間とセキュリティ修正SLAを確認する
- 運用可視化:電力・通信・故障検知をダッシュボードで統合監視する
- AI連携:クラウド任せではなく、エッジ推論の有無を確認する
まとめ
2026年のIoTデバイスは、単機能ガジェットから、標準規格とAIを前提にした“協調型インフラ”へ進化しています。導入時は、最新規格への追随、長期アップデート、運用データの活用の3点を基準に選ぶと、将来の拡張性と投資対効果を最大化できます。


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